『イエスタデイ(Yesterday)』歌詞の意味を歌い手が考察!【ビートルズ】
歌い手の風彩花火(ふうさいはなび)です
今回はビートルズ(The Beatles)の楽曲
『イエスタデイ(Yesterday)』の歌詞の意味を考察します!
※個人の意見として受け止めてください!
ここがポイント!『イエスタデイ』の歌詞の意味
『イエスタデイ』の歌詞のポイント
喪失と後悔
過去への郷愁(ノスタルジー)
がテーマ
Yesterday all my troubles seemed so far away.
Yesterday all my troubles seemed so far away.
Now it looks as though they’re here to stay.
冒頭部分です
過去(”yesterday”)には
悩みがなかった
もしくは小さなことに思えたのに
今やその悩みは
現実として定着してしまった
対比してます
つまり
「過去は良かった」
と感じてます
Suddenly I’m not half the man I used to be.
Suddenly I’m not half the man I used to be.
There’s a shadow hanging over me.
何か(あるいは誰か)を失ったことで
以前の自分ではいられなくなった
ことを表現してます
影(”shadow”)
その喪失の象徴です
I said something wrong, now I long for yesterday.
I said something wrong, now I long for yesterday.
彼女がなぜ去ったのかはわからないけれど
「自分が何か悪いことを言ってしまったのかもしれない」
と悔やんでいる
自分の言葉が
壊してしまったものへの
後悔と
それを取り戻せないという
無力感
がにじんでいます
原因は「自分」
ここが特に切ないですね
Yesterday love was such an easy game to play.
“Yesterday” は
単なる時間の区切り
ではなく
「戻れない過去」
「失った安らぎ」
の象徴として使われてます
Yesterday love was such an easy game to play.
「愛は簡単に楽しめるゲームのようだった」
恋愛がスムーズにいっていた頃のこと
を指しています
でも今は
愛はもはや
「ゲーム」ではなく
重たく
逃げたいほどの
現実になってしまった
まとめ
『イエスタデイ(Yesterday)』の歌詞の意味を考察しました
過去の幸福な時間を
思い出しながら
現在の痛みと向き合う人の
心情を
繊細に描いた歌でした
ビートルズの中でも
特にポール・マッカートニーさんらしい
柔らかくも
深い感性が光っている曲なのでは
と思います
※あくまで個人の意見として受け止めてください!