『ヴァンパイア』ボカロ曲の歌詞の意味を歌い手が考察！【DECO*27】
歌い手の風彩花火（ふうさいはなび）です
今回はDECO*27さんのボカロ楽曲
『ヴァンパイア』の歌詞の意味を考察します！
※個人の意見として受け止めてください！
ここがポイント！『ヴァンパイア』の歌詞の意味
『ヴァンパイア』の歌詞のポイント
依存関係
恋愛の複雑さ
がテーマ
「ヴァンパイア」
主人公は
自称「ヴァンパイア」です
相手から何かを求め続け
渇望する存在です
「吸っちゃっていいの？」
聞いています
相手の気持ちや
感情を吸い尽くすことへ
欲望を示しています
恋愛関係で
相手に対して依存しすぎる
そんな自分を自覚しています
「まだ絶対いけるよ」
何度でも欲望を満たそうとしてます
満足感に飢えています
「最低最高 ずっといき来してる」
「最低最高 ずっといき来してる」
「繰り返すヤダ 我儘はタダ」
感情の激しい揺れ動き
満たされない愛に対する苛立ち
を意味しています
恋愛や感情面で
最高の瞬間と最低の瞬間が
交互に訪れることがあり
それに振り回されながらも
そのループから抜け出せない
そんな様子が描かれています
愛が楽しいだけではなく
時には苦しいものである
という
二面性を言っています
「きみのすべてを喰らうまで 絶叫」
「きみのすべてを喰らうまで 絶叫」
「溺れるまでが癖になるね」
感情が
抑えられない衝動として
表現されています
愛する相手に対する
欲望が止まらず
相手を自分のものにしようとする感情が
強烈で
制御不能なものとして
表現されています
相手を支配したい
という支配欲や
感情の高まりが止まりません
「甘くなる不安の果実」
「甘くなる不安の果実」
「誰かといれば それはたられば」
愛に対する不安
嫉妬心を表した部分です
相手と一緒にいることが
不安を引き起こし
それに悩まされながらも
強い執着が
手放せません
愛する相手と繋がりたい
確かめたい
という欲望がありながらも
同時に
それが叶わないかもしれない
という恐怖があります
「悪い子だね」「あたしヴァンパイア」
「悪い子だね」
「あたしヴァンパイア」
自己否定の意味合いがあります
主人公は
自分の欲望や執着が
悪いことであると分かっていながらも
それを止めることができない
強い承認欲求です
愛されたい
欲されたいと思い
「吸っちゃっていいの？」
と聞いています
自分が相手に必要とされたい
という願いからくる問いかけです
「きみもヴァンパイア」
「きみもヴァンパイア」
相手も
主人公と同じように
依存する傾向があり
欲望に満ちた存在だ
と言っています
二人がお互いに依存し合い
共鳴し合う関係です
相手と一緒に
「吸い合う」ことで
二人の関係がさらに深くなり
依存が強まっていきます
まとめ
『ヴァンパイア』の歌詞の意味を考察しました
吸血鬼はメタファーになっており
人間関係での
依存や欲望
執着心
恋愛感情の複雑さ
を表現した歌でした
愛することの喜びと苦しみ
相手とのつながりを求める一方で
それが過剰になると
不安や葛藤も生まれてしまいます
共感できる曲なのでは
と思います
※あくまで個人の意見として受け止めてください！
