『んっあっあっ。』ボカロ曲の歌詞の意味を歌い手が考察!【SLAVE.V-V-R】
歌い手の風彩花火(ふうさいはなび)です
今回はSLAVE.V-V-Rさんのボカロ楽曲
『んっあっあっ。』の歌詞の意味を考察します!
※個人の意見として受け止めてください!
ここがポイント!『んっあっあっ。』の歌詞の意味
『んっあっあっ。』の歌詞のポイント
呼吸や声、音
肉体的表現
生理的反応
自己表現の二面性
がテーマ
「吐息」「吸いすぎて」「息が止まらない」
「吐息」
「吸いすぎて」
「声帯のBebop」
呼吸や声を表現する言葉が
とても頻繁に出てきます
身体的感覚や
息づかいを表しています
「息が止まらない」
「全部出ちゃう」
抑えきれない感情や衝動
身体的な反応
を示しています
「吸いすぎて漏れる」
「吸いすぎて狂(いか)れる」
過剰な呼吸が
感覚の暴走を
引き起こしています
呼吸そのものが
快感
自己陶酔
になっている
あるいは例えられています
「I wanna be Diva」
「I wanna be Diva」
Diva(ディーヴァ)
歌姫という意味です
歌姫になりたい
つまり
声や表現を通じて
圧倒的な存在感を持ちたい
という願望があります
歌姫のように
「声」を
自由に操ることを望んでいます
一方でその声は
「ウィスパーの奴隷」です
呼吸に支配されている
と言っています
自己表現に制約が伴っています
「Bebop」「奴隷」
「Bebop」
1940年代のジャズスタイルです
即興演奏
複雑なリズム
速いテンポ
が特徴だったそうです
なので
声帯や呼吸が
即興的に
そして自在に操られる
という意味になってます
「Bebop」を楽しむ
一方で
「奴隷」としての側面もあります
自由な表現
制御不能な状態
再び二律背反の関係が登場です
「ウィスパーの奴隷」
「エアウェイの奴隷」
声や呼吸は
自分の意志を超えたものだ
と感じています
自分で自分を制御できません
何かに縛られています
「息とまんないの」「んっあっあっ」
「息とまんないの」
「んっあっあっ」
生理的な反応や感覚
を表現したフレーズです
性的な快感
身体的な興奮
を意味しています
制御不能な状態に至っています
「膨張と酸素のパーティー」
「膨張と酸素のパーティー」
「この肺は常軌を逸している」
体内で何かが膨れ上がり
異常な状態に達しています
限界突破しています
身体的な制御が効かない
暴走状態を楽しんでもいます
「げぇ〜らァァァァァァァァァー」
叫びです
感情が抑えきれない
解放されて爆発してます
「ゲラゲラです」
「ゲラゲラです」「ゲラゲラ」
笑いです
繰り返されてます
喜びや楽しさではなく
「狂気」の笑いです
過剰な呼吸
感覚の暴走で
制御不能な
「狂気の」笑いが引き起こされました
感覚が混乱しています
現実感が失われていきます
まとめ
『んっあっあっ。』の歌詞の意味を考察しました
呼吸や声
身体的な感覚が中心の歌でした
自己表現
その制御不能な側面
さらに
狂気や快感を表現しています
自由と抑制の間で
揺れ動く感覚
身体が持つ
本能的な反応
に翻弄されています
その中で
自己を見出しているのか
失っているのか
その状態を楽しんでいるのかもしれません
※あくまで個人の意見として受け止めてください!