『ゴーストルール』ボカロ曲の歌詞の意味を歌い手が考察!「EGO-MAMA」とはどういう意味?【DECO*27】
歌い手の風彩花火(ふうさいはなび)です
今回はDECO*27さんのボカロ楽曲
『ゴーストルール』の歌詞の意味を考察します!
※個人の意見として受け止めてください!
ここがポイント!『ゴーストルール』の歌詞の意味
『ゴーストルール』の歌詞のポイント
自己欺瞞
自己矛盾
嘘や偽り
葛藤と苦悩
自分に対する不信感
がテーマ
「どうだっていい言を 嘘って吐いて戻れない」
「どうだっていい言を 嘘って吐いて戻れない」
「奪ったように奪われて」
冒頭部分です
主人公が
軽い気持ちで
嘘をついたものの
それが
取り返しのつかない結果を
招いてしまいました
嘘をつくことが
自己防衛や
他者を
傷つけないための行為
であったとしても
最終的には
その嘘が
自分に返ってくる
と言っています
「腐っている僕には 腐ったものが理解らない」
「腐っている僕には 腐ったものが理解らない」
自己否定
自己嫌悪
を表した部分です
主人公は
自分自身が
内面から崩れ落ちている
ことを認識しながらも
それをどうすることもできない
無力感を感じています
自分自身を正当化できず
腐敗した自分を
正しく認識できない
そんな苦悩です
「マボロシだって知るんだよ」
「マボロシだって知るんだよ」
「嘘憑きだって知るんだよ」
主人公の感覚では
全てが幻や嘘であり
現実感や
真実が崩壊しています
自分の行動や
周囲の状況が
全て虚構に思える
あるいは
自分自身も
嘘にまみれている
という認識が
主人公をさらに
深い孤独や
虚無へと追いやります
「メーデー 僕と判っても もう抱き締めなくて易々んだよ」
「メーデー 僕と判っても もう抱き締めなくて易々んだよ」
「メーデー 僕を叱ってよ 正直者が夢見たいなら」
主人公が
他者との関係に
救いを求めつつも
それを拒絶している
そんな
矛盾を表した部分です
自分が
嘘をついていることを
理解している一方で
他者からの愛情や
正義を望んでいる
しかしそれを
受け入れることができない
自己矛盾が
浮き彫りになっています
「足りないものを望んだら 僕じゃない僕に出逢ったよ」
「足りないものを望んだら 僕じゃない僕に出逢ったよ」
自分の理想を
追い求めるうちに
本当の自分を見失ってしまった
と言っています
自己喪失の中で
「EGO-MAMA」が登場します
自分を形作ったのは
エゴであり
自己中心的な考えが
自分を成長させてしまった
と皮肉を言っています
「EGO-MAMA」
自己中心的な衝動や
欲望が
自分を支配している
という意味です
「メーデー 僕を暴いてよ もう直終わるこの世界から」
「メーデー 僕を暴いてよ もう直終わるこの世界から」
「最初からイナイと理解ってた?」
主人公が
自分が存在しないもの
あるいは
最初から無価値だった
と悟る瞬間を
描写した部分です
自分自身が
何者でもない
虚構や
幻にすぎなかった
と気づくことで
終わりを迎える
そんな感覚が
表現されています
まとめ
『ゴーストルール』の歌詞の意味を考察しました
主人公は
嘘や偽りに満ちた
自己の存在というものを
深く内省しています
それに伴う
苦しみをテーマにした歌でした
主人公が
自分自身の
エゴや矛盾に直面しながらも
虚無感や
自己否定が絡み合い
真実を追求しつつも
それを受け入れられないという
葛藤を中心にした
ストーリーです
共感できる人も多い曲なのでは
と思います
※あくまで個人の意見として受け止めてください!